「悪の凡庸さ」について。
なんか、いろいろ当てはまる気がする。
映画「ハンナ・アーレント」を観て、中村敦夫さんが考えたこと。

楽になるのかもしれんが、思考を停止するということは、
つまり、そういうことなのだと思う。
ひとりずつ、少しずつでも、考えて行こう。
自分で考えたことで、人の意見と戦って行こう。
日本という国を愛する、というのは、そういうことだと思う。
「愛国心」という言葉を、右翼の人から、取り戻したい。
「日本が好き」と言うと、右翼と思われる現状を変えたい。
ワシは誰より、日本が好きやと思うし、
桜も富士山も大好きだけど、全然右翼ではない。
かと言って左翼でもない。
ただ、日本が好きで、この国に生まれたことを誇りに思って、
この国で、死にたい、と思ってるだけの男だ。
(20180219記)
9年前、大きくうなづいた記事。
凡庸な悪には、一粒の悪意を、
その数万倍に拡大する力があってしまう。
自分の頭で考えることの大切さを、
改めて、刻んでおこうと思う。
(20230219記)