2022.03.29京都徘徊。

昨日は、朝から夕方まで京都をウロウロしてた。
先日行って、できなかったことのリベンジなので、
桜のことは、あまり頭になかったのだが、
結果的には、歓喜・観桜の京都ツアーとなってもた。
幸せ〜。

前回のツアーはこれ。

まずは、前回と同じ、出町柳からスタート。
大阪よりは京都の方が桜遅いと思ってたので、
期待してなかったが、けっこう咲いてた。
三分咲きくらいかな?

市バスに30分ほど揺られて、上賀茂神社で降りる。
こないだ、ミカのライブの時、
永山愛樹さんに聞いた「今井食堂」のサバ煮を食いたかったのだ。

バス停から歩いてすぐだったが、けっこう並んでる。
平日だが、桜の季節だからかな。
普段は並んでまでモノを食わないのが信条なのだが、
これのために来たので、並ばんわけにはいかん。
10分くらい並んでると、店員さんが注文聞きに来てくれた。
前の人の聞いてるとイートインかテイクアウトか選べるみたいや。
この10分の間に2人くらいしか入れてないし、
元々並ぶの苦手やし、お弁当にしてみた。
お弁当は、並んでる人より優先で、けっこう早く頂けた。
正解!

上賀茂神社はもちろん、賀茂川のすぐ近くにある。
そしてこの辺りの賀茂川左岸は、
数ある京都の桜の名所の中でも人気の半木(なだらぎ)の道から続く、
桜並木の終点。天気は薄曇り。
桜馬鹿一代として、行かないわけには、行くまい。

桜は出町柳よりさらに少なかったが、ちゃんと咲いていた。
桜の下で何か食うのって、久しぶりやなあ。
去年、一昨年、できなかったから、少なくとも3年ぶり。
しかも!今井食堂のさば煮、むっちゃ美味い!!
サバがトロトロになるまで煮込んであって、
骨まで柔らかくて、全部食べられる。
これは病みつきになりそうやなあ。
さっそく、愛樹さんにお礼のメッセージを送信。

ここまで来たら、もちろん上賀茂神社にお参りするのだが、
その前に行ってみたいところがあった。
上賀茂神社の門前、
神官さんたちが住んでるという社家町。
拝観できるところは今はないようなので、
町を観ながら、ぶらぶら歩く。

めちゃくちゃいい!!
京都でも他で観たことないような風景だけど、
めっちゃ京都らしい気がする。
納さんが教えてくれたけど、
昔のサントリーの名作CMの子犬のやつも、
ここで撮影されたよう。

すっかり気に入ってしまった。
途中にお料理屋さんみたいなのを見つける。

弁当食べたばかりだが、すぐきが有名なら、
小売もしてるかもしれんと入ると、小売だけの店やった。
諦めんで良かったわ。

庭もええし、上賀茂は、すぐき発祥の地らしいし。
今日会う予定の方のお土産としてノーマルなすぐきを。
自分用として、初めて見た、すぐきの花の漬物を。
すぐきって、菜の花みたいな花なんや。
すぐき好きで菜の花好きのワシが嫌いなわけないやんか。

京つけもの御すぐき處京都なり田

さあ、やっと上賀茂神社へ。
鳥居の先は、広場のようになってる。
ここに有名な斎王桜がある。
咲いてるやろか。

色の濃いのは、蜂須賀桜というらしい。
ヤマトザクラと沖縄系の桜の一代交雑種とある。
ちょうど、沖縄の緋寒桜と山桜の間くらいの色やもんな。

隣の御所桜はけっこう咲いてるけど、斎王桜は、まだ全然でした。
遅咲きやったかなあ。
また咲く頃に来てみたいなあ。
今度は今井食堂、中でも食ってみたいし、、。

店の前に置く「置き塩」の元祖らしい。

上賀茂神社、めっちゃ久しぶりやなあ。
山が近いからか、ここに来ると、
勝手に細胞が入れ替わるような心地よさを感じる。

トイレを探して歩いてると、
コーヒーの売店があった。
そう言えば、神社直営の上賀茂の水使った
コーヒーショップがあるって、なにかで言ってたな。
喉も乾いたので一服しよう。

美味しかったが、ストローがワシの苦手な紙製だった。
こういう時に限って、マイストロー、忘れてきた。
飲むのに時間かかりそうなので、
移動しながら飲むことにする。
市バスで、元来た道の途中下鴨まで。

下鴨あたりは京都でも有数のお屋敷街。
個人の家っぽいところの庭にも、見事な桜がある。

行き先はここもこないだ行きそびれた茶寮 宝泉

もう前庭から、素晴らしすぎる。
こないだ、失敗して、この季節に来ることになって、ほんま正解。

部屋も庭も完璧に気持ちええ。
ふと気がつくと、居眠りしてた。

食ってみたかったのは、これ。
白小豆のぜんざい。
見た目、餅入りのおじやに見えてしまうが、
確かにぜんざい。ほのあまい。めっちゃ上品。
さらに、落ち着いてしまう。

閉店近くの時間までのんびりしてしまった。
ほんまはこの後、お寺めぐりを計画してたのだが、
もう閉門の時間が近い。
予定変更しても、何の悔いもない、
心が洗われる時間やった。

下鴨にも、鴨のご夫妻。
さすが、鴨川ですわ。

来週行こうとしてた美術館に行くことも考えたが、
その次の予定を考えると、駆け足で観て回ることになりそう。
それは、意味がないなあ。
なんの計画もないまま、四条河原町に出る市バスに乗る。

バスは下鴨本通から河原町を下る。
三条河原町の手前で
「せっかく時間あるんやから、三条から四条まで木屋町を歩いて、桜観よう」
と思いつく。
これが大正解。

もうどこを撮っても絵になる。
春の高瀬川は、ほんまに反則です。

次の予定は19時に茨木、
直接行くのは、早すぎる。
美術館行くには、遅すぎる。

四条のソワレあたりで、お茶でも飲もうかと思ってたのだが、
ええこと思いつく。
「そういえば、きみやの開く時間や」。

開店と同時に入店。
ああ、何食っても美味い。
特に、初めて食べた豚にら団子が驚きの美味さ!

思わず、お代わりしてしまいます。
店の人に「お代わりって何より嬉しい」言われる。
ああほんまお代わりして良かった!

となりには、年老いた方達。
晩御飯食べに来ているようで、ノンアルで帰られた。

こんな店が家の近くにあったら、
年老いて、一人暮らしでもなんとかなりそうやなあ、
と、きみやに来るたびに思う。

「もう次の予定、やめて閉店までずっとここにいたい」と思ってしまったが、
なんとか気持ちを奮い起こして、阪急電車で次の場所に向かう。

ちょうど、夕暮れ時の高瀬川は、さらに美しく、
「やっぱり反則やなあ」思うのでありました。

阪急茨木市の駅近く、Dbarに着いたのは、ライブ開始時間の5分ほど前。
ほんまにギリギリまで粘ってしまってたんやなあ。
Dbarのライブは、別の投稿で。

ライブ終わり、帰りの阪急電車。
まだ終電まで時間のある平日やというのに、
まん防明けの大阪では、こんな風景が見られました。
お上品で有名な阪急電車やのに。
ちょっと嬉しくなってきます。

ええ一日の終わりに、ええ風景見られた。

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