窒息しかけている大地を蘇生させる。映画「杜人(もりびと)」。

映画、「杜人」を観てきた。
与那国の映画を観た直後だったので、
「もりんちゅ」と読んでしまったが、
こっちは「もりびと」らしい。
造園家で環境再生医の矢野智徳さんのドキュメンタリー映画。

造園がスタートかもしれないけど、この人の視点は、
庭の中に止まらない。
すごく広く、俯瞰的だ。
近年、多発する土砂崩れなどの原因と対策をとてもわかりやすく、
理路整然と語り、実行して、目に見える形にしてくれる。

造園家としてのビジネスに、
直接的にはマイナスになるかもしれないことも、
環境を優先させて、進めていく。
いや、こういうことがビジネス的にマイナスになる
社会がおかしいのかもしれないな。
環境を破壊するビジネスが優先する社会は、
地球を食い物にする社会だ。
環境を守り、育てていく仕事こそ、
これからは優遇されて、
ビジネスとしても成功するべきなのだろう。

理屈的には極めてシンプルで、大地に息をさせること、
そして、動物でいうなら代謝を高めることということだろう。
(具体的な方法はネタバレになるので、控えます。)
大地が生き物だと考えると、至極当然のことだ。

ときどき、発言がスピ系っぽくもなったりして、ヒヤヒヤしたが、
この人にそういう傾向はなさそうで、ホッとした。
やってることがスピ系の人たちが好きそうなことなので、
少し心配だが、どうぞ、巻き込まれませんように!

満足して観終わる頃、エンディングテーマが流れ始め、ビックリした。
知ってる曲だ。
G,Yokoさんの「わたしをつつむもの」。
なるほど!この映画にぴったりやな。

ますますこの映画が、矢野智徳さんが好きになってしまった。


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