公害病の被害者たちの映画なのに、心が洗われた。BBBムービー「阿賀に生きる」。

公式サイト
1992年公開のドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリーのお手本のような映画やったなあ。
新潟水俣病に苦しみながらも、
過疎の町で、明るく、逞しく生きるおじいさん、おばあさん。
(と言っても、ワシといくつも違わん人もいるのだが)

途中で、何度も新潟水俣病のことを忘れそうになるのだけど、
明るく生活してるおばあさんの手が、異様に曲がってたりして、
「あ!そうだった」と思い出すのであった。

出演者と映画の距離感のなさに驚いた。
プロ仕様のカメラを見る機会など、
ほとんどないだろう人たちが、
本当に自然にカメラに笑いかける。
時には、スタッフと普通に会話し始める。
スタッフも農作業を手伝う。

3年という年月をかけて、信頼関係を積み重ねていかないと、
こんな絵は撮れないんだろうな、と思う。

こうやって、人間は、川を恐れながらも、
川とともに、生きて来たのだなあ。

新潟水俣病の映画だと覚悟して、観に行ったんやけど、
かわいいおじいやおばあの笑顔や、
丁寧繰り返される日々の営みに、
なんだか心の筋肉が、ときほぐされるような気持ちになった。
こんなに心が洗われるような気持ちになるとは思わんかったなあ。
観に行って、本当に良かった。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA